「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「抜群」の意味と使い方や例文!「秀逸」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
抜群

【読み方】
ばつぐん

【意味】
①多くのものの中で殊にすぐれぬきんでていること。群を抜いていること。
②はなはだしいこと。非常に。大変。

【語源・由来】
群を抜いている意。

【類義語】
卓越、無比、別格、優等、優秀、屈指、非凡、有数、随一、出色

【対義語】
埋没、平凡、凡庸、人並み

抜群(ばつぐん)の使い方

健太
これはスタイル抜群の猫だね。
ともこ
細い体に長い脚。スーパーモデルみたいね。
健太
コーニッシュレックスっていうんだって。
ともこ
名前も抜群におしゃれだわ。

抜群(ばつぐん)の例文

  1. オリンピックに出場するほどの彼の抜群の成績は、スポンサーによって支えられている。
  2. ともこちゃんの数学の実力は、クラスでも抜群です。
  3. このダイエット方法は効果抜群で、一気に10kg痩せた。
  4. ともこちゃんは可愛いだけじゃなく、抜群に歌がうまいんだ。
  5. 健太くんは、自分の興味がある事にだけ、抜群にその才能を発揮する。

「抜群」と「秀逸」の違いは?

抜群」に似ている語に「秀逸(しゅういつ)」があります。

秀逸」とは、「他にぬきんでてひいですぐれること。また、そのもの。」という意味です。

抜群」も「秀逸」も、多くのものの中で殊にぬきんでてすぐれていることをいいます。

しかし「秀逸」は、詩文などの作品に対して使われることが多いです。

対して「抜群」は、能力やできばえなどが、他にくらべてきわだってすぐれていることをいいます。

ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。