【二字熟語】
弁解
【読み方】
べんかい
【意味】
言いわけをすること。言い開き。言いわけ。
【語源・由来】
「弁」は「理屈を立てて話す。」
「解」は「解き明かす。」
【類義語】
言い訳、弁明、釈明、正当化
弁解(べんかい)の使い方
健太くんがみんなのケーキを食べてしまったのね。
僕は部活動をしていたからアリバイがあるよ。
口の周りにクリームがついているわよ。
証拠を抑えられたら弁解の余地もないよ。
弁解(べんかい)の例文
- だが、なにか説明か弁解の言葉を、言っている暇など、彼にはなかった。(カフカ アメリカ)
- 弁解してから後、兄の機嫌をどうして取り直したものだろうとも考えた。(夏目漱石 行人)
- しかし彼は先生のために弁解してみる気には、少しもなれなかった。(下村湖人 次郎物語)
- 私がだらしない点はご指摘の通りで、弁解しようと思いません。
- 健太くんは「僕じゃないよ。僕は悪くないよ」と弁解し始めた。
「弁解の余地もございません」とは?
「弁解」を用いた表現の一つに「弁解の余地もございません(べんかいのよちもございません)」があります。
「弁解の余地もございません」の「余地」は、全く言い訳できませんという意味です。
【例文】
- 不正行為が判明したことは、大変重大かつ深刻であり弁解の余地もございません。
- 今回の不手際は弁解の余地もございません。