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「美学」の意味と使い方や例文!「美学に反する」とは?(類義語)

【二字熟語】
美学

【読み方】
びがく

【意味】
①美の本質・原理・構造などを自然や芸術にみられる美的諸現象を対象として研究する学問。審美学。
②美についての独特の価値観。

【語源・由来】
「美」は「見た目にすばらしい。形がよい。うつくしさ。」
「学」は「学問。」

【類義語】
信念

美学(びがく)の使い方

健太
ともこちゃん。お先にどうぞ。
ともこ
健太くんから入ればいいじゃないの。
健太
レディーファーストが、僕の美学なんだよ。
ともこ
じゃあ遠慮なくお先に入らせていただくわ。

美学(びがく)の例文

  1. ともあれこの種の困難は、美学の他の多くの領域においても強いものだ。(フロイト、芸術論)
  2. 健太くんは自分の美学を貫いた。
  3. ルパン三世の台詞には、男の美学が詰まっている。
  4. さうして美と正義を一致させ、美と調和を一致させる美学を建設した。(夏目漱石、点頭録)
  5. サッカーの美学にこだわるチームは、現実主義のチームに押し負けがちだ。

「美学に反する」とは?

美学」を用いた表現の一つに「美学に反する(びがくにはんする)」があります。

美学に反する」とは、美についての独特の価値観に違反するという意味です。

【例文】

  1. こういうずるいやり方は、僕の美学に反する
  2. 自分の美学に反することは絶対にしない。