【二字熟語】
長幼
【読み方】
ちょうよう
【意味】
年長者と年少者。また、大人と子供。
【語源・由来】
「長」は「年が多い。年上。」
「幼」は「おさない子。」
【類義語】
(長幼の序の類義語)年次、歯序、年功序列
長幼(ちょうよう)の使い方
次女の姉さんの結婚が延期になったんだ。
相手に問題があったの?
長幼の序を重んじるべきだということで、長女の姉さんが嫁に行ってからということになったんだ。
あのお姉さんがお嫁に行くとは思えないけどな。
長幼(ちょうよう)の例文
- 長幼序ありというから、年下の人間は、年上の人間を立てないといけない。
- 彼は旧家の出だから長幼の序を重んじる傾向がある。
- 愛され体質の健太くんは、長幼の順を無視して長男よりも尊重されている。
- 彼は、長幼の順序もわきまえずに兄を諭すような男だ。
- 長幼の順からいえば、健太くんではなく長兄の彼が後継者だ。
「長幼の序」とは?
「長幼」を用いた表現の一つに「長幼の序(ちょうようのじょ)」があります。
「長幼の序」とは、「年長者と年少者との間にある秩序。子供は大人を敬い、大人は子供を慈しむというあり方。」という意味です。
出典は、「孟子」滕文公上からです。
【例文】
- 長幼の序をわきまえ、年上には敬語を使い礼節を弁える。
- 依然として日本には長幼の序の文化があり、年功序列の会社が多い。
- 身分に関係なく、長幼の序に従って席につく。