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「羸弱」の意味と使い方や例文!「懦弱」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
羸弱

【読み方】
るいじゃく

【意味】
衰え弱ること。からだが弱いこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「羸」は「やせる。つかれる。よわる。また、よわい。」
「弱」は「よわい。」

【類義語】
虚弱

【対義語】
頑健、強壮、筋肉質

羸弱(るいじゃく)の使い方

ともこ
新しい感染症が蔓延し始めているわね。
健太
羸弱な人が感染すると重症化して死に至りやすいんだって。
ともこ
こわいわね。
健太
羸弱なおばあちゃんが感染しないよう、家に持ち込まないように気を付けるよ。

羸弱(るいじゃく)の例文

  1. 生まれつき羸弱なともこちゃんは、よく学校を休みます。
  2. 健太くんは羸弱で非力な若者です。
  3. 羸弱な人たちが生きる希望を持てる社会にしたい。
  4. おじいちゃんは羸弱だったが、命にかかわる大病を患うことなく長生きした。
  5. 電車の優先席は羸弱な人のためにある。

「羸弱」と「懦弱」の違いは?

羸弱」に似ている語に「懦弱(だじゃく)」があります。

懦弱」は
①なまけて弱いこと。いくじのないこと。
②勢力の弱いこと。体力の弱いこと。

という意味です。

羸弱」は衰えて身体が弱いことをいいます。対して「懦弱」は「懦弱なチーム」というように、勢いや体力がないことをいいます。また、いくじがないという意味も含まれ、「羸弱」とは意味が違います。