【二字熟語】
断罪
【読み方】
だんざい
【意味】
①罪をさばくこと。罪に対して判決を下すこと。断獄。
②斬首の刑。斬罪。うちくび。
【語源・由来】
「断」は「たち切る。切り分ける。きっぱりと決める。」
「罪」は「つみする。刑罰を加える。」
【類義語】
贖罪
断罪(だんざい)の使い方
あの事件はどうなったのかしら。
責任者を断罪することにしたんだって。
責任者だけ責任をとるの?
そのための責任者だからね。
断罪(だんざい)の例文
- 悪行を断罪する。
- 断罪に処する。
- 被告を殺人で断罪する。
- 新聞社の戦争責任を断罪する。
- その容疑者は、死刑と断罪された。
「断罪」と「処罰」の違いは?
「断罪」に似ている語に「処罰(しょばつ)」があります。
「処罰」は、罪に相当する罰を加えること。罰すること。
という意味です。
「断罪」も「処罰」も罪に相当する罰を加えるという意味は同じです。しかし「断罪」は、罪をさばくことをいいます。対して「処罰」は、罪を罰することをいう点が違います。