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「断罪」の意味と使い方や例文!「処罰」との違いは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
断罪

【読み方】
だんざい

【意味】
①罪をさばくこと。罪に対して判決を下すこと。断獄。
②斬首の刑。斬罪。うちくび。

【語源・由来】
「断」は「たち切る。切り分ける。きっぱりと決める。」
「罪」は「つみする。刑罰を加える。」

【類義語】
贖罪

断罪(だんざい)の使い方

ともこ
あの事件はどうなったのかしら。
健太
責任者を断罪することにしたんだって。
ともこ
責任者だけ責任をとるの?
健太
そのための責任者だからね。

断罪(だんざい)の例文

  1. 悪行を断罪する。
  2. 断罪に処する。
  3. 被告を殺人で断罪する。
  4. 新聞社の戦争責任を断罪する。
  5. その容疑者は、死刑と断罪された。

「断罪」と「処罰」の違いは?

断罪」に似ている語に「処罰(しょばつ)」があります。

処罰」は、罪に相当する罰を加えること。罰すること。

という意味です。

断罪」も「処罰」も罪に相当する罰を加えるという意味は同じです。しかし「断罪」は、罪をさばくことをいいます。対して「処罰」は、罪を罰することをいう点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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