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「琢磨」の意味と使い方や例文!「研磨」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
琢磨

【読み方】
たくま

【意味】
玉などをとぎみがくこと。転じて、学問・技芸などを練り磨いて向上につとめること。

【語源・由来】
「琢」は「鑿 (のみ) などで打って玉の形をととのえる。」
「磨」は「学問や技芸を向上させようと励む。」
「詩経」衛風・淇澳から。

【類義語】
切磨、切瑳、切磋琢磨

琢磨(たくま)の使い方

ともこ
健太くん。随分上達したわね。
健太
友達と切磋琢磨してきたからね。
ともこ
高め合うことができる仲間は大事にしないとね。
健太
生涯の宝物だよ。

琢磨(たくま)の例文

  1. 精神を琢磨する。
  2. ともこちゃんに認められるために切磋琢磨する。
  3. 諦めずに切磋琢磨する。
  4. 仲間同士で切磋琢磨する。
  5. 健太くんには切磋琢磨し合うライバルが必要だ。

「琢磨」と「研磨」の違いは?

琢磨」に似ている語に「研磨(けんま)」があります。

研磨」は、
①物の表面を滑らかにするために、とぎみがくこと。
②知識・技術などをより高度なものにするために努力すること。

という意味です。

琢磨」も「研磨」も、とぎみがくこと。学問・技芸などを練り磨いて向上につとめることをいい同義語です。

」は、「とぐ。みがく。」「磨」は、「切磋琢磨」「練磨」のように、「学問や技芸を向上させようと励む。」という意味です。