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「蛇蝎」の意味と使い方や例文!「蛇蝎のごとく嫌われる」とは?(類義語)

【二字熟語】
蛇蝎

「蛇蠍」とも書く。

【読み方】
だかつ

【意味】
蛇とさそり。人が恐れきらうもののたとえ。じゃかつ。

【語源・由来】
蛇と蝎の意。

【類義語】
嫌悪、白眼視

蛇蝎(だかつ)の使い方

健太
あの二つの国は、相手を蛇蝎の如く罵っているね。
ともこ
これまでも対立を繰り返してきたわよね。
健太
いつかは、両国の関係は雪解けから対話へと大きく舵を切ることになるのかな。
ともこ
犬猿の仲だから無理じゃないかしら。

蛇蝎(だかつ)の例文

  1. 彼は、あの国では蛇蝎のごとく憎まれている。
  2. その頃、共産主義者は蛇蝎のごとく嫌われた。
  3. 健太くんはともこちゃんに蛇蝎視されていた。
  4. 斯の如くにして家人を狼狽させることは自分は蛇蝎の如く嫌である。(長塚節、記憶のまゝ)
  5. この事ありてより余は書肆を恐れ憎むこと蛇蝎の如くなりぬ。(永井荷風、書かでもの記)

「蛇蝎のごとく嫌われる」とは?

蛇蝎」を用いた表現の一つに「蛇蝎のごとく嫌われる(だかつのごとくきらわれる)」があります。

蛇蝎の如く嫌われる」とは、先天的に受け付けないもののように忌み嫌われるという意味です。

【例文】

  1. 彼らに日本人は蛇蝎のごとく嫌われる
  2. インターネットやソーシャルメディア上では、自民党は蛇蝎のごとく嫌われる
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