【二字熟語】
惰力
【読み方】
だりょく
【意味】
惰性の勢い。
【語源・由来】
「惰」は「これまでの状態を変えない。」
「力」は「ちから。」
【類義語】
惰性
【対義語】
注力
惰力(だりょく)の使い方
ともこちゃんが書いた小説、おもしろかったよ。
惰力で書いた小説なのよ。
余程勢いに乗っていたんだね。おもしろい作品だったよ。
普段から書き続けていたことで、筆力がアップしたのかもしれないわね。
惰力(だりょく)の例文
- やり始めるのに時間がかかるが、やり始めると惰力で仕事が進む。
- ブレーキを踏んでも惰力でしばらくは進む。
- これまで惰力で働き続けていた。
- ニュートラルにして惰力で坂を下りた。
- スクリューを停止して惰力走行をしている。
「惰力」と「惰性」の違いは?
「惰力」に似ている語に「惰性(だせい)」があります。
「惰性」は「これまでの習慣や勢い。外力が働かなければ、物体はその運動状態を保つという性質。慣性。」をいいます。
「惰性」は、これまでの習慣や勢いのことをいい、「惰力」は、その「惰性」に基づく力をいう点が違います。