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「慟哭」の意味と使い方や例文!「号泣」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
慟哭

【読み方】
どうこく

【意味】
大声をあげてなげき泣くこと。

【語源・由来】
「慟」は「なげく。身もだえして悲しむ。」「哭」は「なく。声をあげてなく。」このことから「慟哭」は「声をあげてなげき泣くこと。」という意味。

【類義語】
号泣、泣き叫ぶ、哀哭

【対義語】
哄笑(こうしょう)

慟哭(どうこく)の使い方

健太
朝鮮半島でお葬式に慟哭する仕事があるんだって。
ともこ
へえ。いろんな仕事があるのね。
健太
昔は日本でも慟哭する風習があったそうだよ。
ともこ
私は人生の最後は笑って見送られたいなあ。

慟哭(どうこく)の例文

  1. 思いがけない訃報に慟哭する。
  2. 健太くんは慟哭のあまり吐血した。
  3. 悲しみのあまり慟哭した。
  4. 玉音放送をきいて慟哭した人もいたという。
  5. 心が絶望でいっぱいになり慟哭した。

「慟哭」と「号泣」の違いは?

慟哭」と似た意味の言葉に「号泣」があります。

号泣」は「大声をあげて泣くこと」という意味です。

(例)

  • うれしさのあまり人目もはばからず号泣した。
  • 感極まって号泣した。
このように「慟哭」と「号泣」の違いは「号泣」が「なげく」場面以外でも幅広く用いられることです。