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「瞠目」の意味と使い方や例文!「刮目」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
瞠目

【読み方】
どうもく

【意味】
驚いたり感心したりして目をみはること。

【語源・由来】
「瞠」は「直視」「みはる」「目をみはる」「みつめる」という意味。
このことから、「瞠目」は「驚いたり感心したりして目をみはること」という意味。

【類義語】
刮目する、注目する、目をみはる、目をむく、感心する

【対義語】
瞑目、平然、平気、落胆、失望

瞠目(どうもく)の使い方

ともこ
健太くん。この洗剤すごいわよ。
健太
瞠目するほど汚れが落ちる?
ともこ
そうなのよ。TVショッピングのように瞠目するわよ。
健太
使ってみるよ。

瞠目(どうもく)の例文

  1. 手に人という字を書いて飲みこむと瞠目するほどではないが落ち着く。
  2. ともこちゃんの美しさに一同瞠目した。
  3. 世間を瞠目させた事件の容疑者が逮捕された。
  4. これを飲むだけで一か月で10kg痩せるなんて、瞠目すべき成果だ。
  5. わずか一年で活気を取り戻した被災地には、瞠目すべきものがある。

「瞠目」と「刮目」の違いは?

瞠目」に似た言葉に「刮目(かつもく)」があります。

刮目」の「刮」は「こする」という意味で、「刮目」は「目をこすってよく注意してみること。刮眼」です。

瞠目」「刮目」ともに、意味は強い関心を持ってみることですが、「瞠目」は「驚いて見ること」、「刮目」は「注意してみること」という違いがあります。

刮目に値する」「刮目して待つ」というように使います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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