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「滔々」の意味と使い方や例文!「滔々と話す」とは?(類義語)

【二字熟語】
滔々

【読み方】
とうとう

【意味】
①水がとどまることなく流れるさま。
②次から次へとよどみなく話すさま。
③物事が一つの方向へよどみなく流れ向かうさま。

【語源・由来】
「滔」は「みなぎりあふれる。勢いよく広がる。」

【類義語】
ぺらぺら、べらべら

滔々(とうとう)の使い方

ともこ
健太くん話が長いわ。
健太
そうかな。まだ半分も語っていないよ。
ともこ
自分が知る知識について滔々と語ることを蘊蓄を傾けるというのよ。
健太
好きな分野について話しだすと止まらなくなるんだ。

滔々(とうとう)の例文

  1. 大学で専攻している分野のことなら、滔々と何時間でも話すことができる。
  2. 滔々と流れる大河を眺める。
  3. 健太くんは芸術とは何かについて滔々と語りました。
  4. 谷底を澄んだ水が滔々と流れていました。
  5. それで立ち上がって、水門を切って放ったかのように滔々と弁じ立てた。(ヴィクトル・ユーゴー、レ・ミゼラブル)

「滔々と話す」とは?

滔々」を用いた表現の一つに「滔々と話す(とうとうとはなす)」があります。

滔々と話す」とは、よどみなく話し続けることをいいます。

【例文】

  1. 亀をいじめていた子供たちに、命の大切さについて滔々と話した。
  2. 滔々と話すともこちゃんの声を聞きながら、頭では別のことを考えていた。
  3. 滔々と話すシーンが多かったので、セリフを覚えるのに苦労した。
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