厭世の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
厭世
【読み方】
えんせい
【意味】
世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。
そやな。それはつまり、「世の中ってイヤやな、人生って価値ないな」と思う気持ちのことを言うんやな。
何もかもが面白くない、全部嫌やって感じるときに、その心の状態を「厭世」と言うんやな。
【語源・由来】
「厭」は「いとう。いやがる。にくむ。」
「世」は「よ。よのなか。」
【類義語】
絶望、悲観、虚無
【対義語】
楽天、前向き
厭世(えんせい)の解説
カンタン!解説
「厭世」っていう言葉は、世の中や人生に対して嫌気がさして、価値がないと思う気持ちを表しているんだよ。
例えば、学校の宿題がたくさんあって、大変だなと思ったとき、それが一時的な気持ちなら問題ないんだけど、それがずっと続いて、もう何もやる気が出ない、世の中が嫌になると感じることを「厭世」って言うんだよ。
「厭世自殺」っていう言葉は、世の中や人生に対する絶望感から、自分の命を絶つことを指すんだ。これはとても深刻な問題で、そんな気持ちになったら、誰かに話をして、支えを求めることが大切だよ。
だから、「厭世」っていう言葉は、世の中や人生が嫌で、価値がないと思うような気持ちを表しているんだね。でも、こんな気持ちになったら、一人で抱え込まずに、誰かに話をすることが大切だよ。
厭世(えんせい)の使い方
健太くんは厭世的なところがあるわよね。
そうだね。
昔は楽天的だったのに。何があったの。
思い出したくもないよ。
厭世(えんせい)の例文
- ともこちゃんは厭世家、いわゆるペシミストだ。
- 厭世主義をやめて楽天主義で行こう。
- ともこちゃんは厭世感を持っている。
- 厭世的な健太君が自殺しないか心配です。
- 作者の厭世的な気分があらわれていた。
厭世の文学作品などの用例
「厭世的」とは?
「厭世」はよく「厭世的(えんせいてき)」という表現で使われます。
「厭世的」とは「世の中や人生を悲観し、生きることをきらうさま。」をいいます。(例:厭世的な考え。)
「厭世的」の対義語は「楽天的」です。
「厭世的」という言葉は、人生や世の中全般を悲観的に見て、生きること自体を嫌ってしまうという心情を表すんだ
そやな、「厭世的」っていうのは、「もう世の中どうにもならん」とか、「生きてること自体がつらい」みたいに、世の中や人生に対して悲観的な考えを持ってる状態のことをいうんやな。
【例文】
- 厭世的な気分のあふれた歌が流行っている。
- ともこちゃんは厭世的になっています。
つまり、すべてが嫌だ、何もかもが楽しくないと感じてしまう状態を指すんだ。