婉然の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
婉然
【読み方】
えんぜん
【意味】
しとやかで美しいさま。
そうやな。それはつまり、「とてもしとやかで、美しい」ってことやな。
女性が優雅に動く姿や、穏やかな風景なんかを見て、「婉然やな」と感じるんやろな。
【語源・由来】
「婉」は「しとやかで美しい。」
「然」は「状態を表す形容詞のあとに添える語。」
【類義語】
婉麗、優々たる、寛雅、典麗
婉然(えんぜん)の解説
カンタン!解説
「婉然」っていう言葉は、とてもしなやかで美しい様子を表しているんだよ。
例えば、ダンスをする人が、体をなめらかに動かして、見ている人を魅了するような姿を「婉然と舞う」と言うんだ。これは、そのダンスがとても美しくて、心地良い感じがすることを表しているんだよ。
また、「婉然たる挙措」っていう表現は、行動や態度がとても上品で美しいという意味だよ。これは、その人がとても洗練されていて、その行動一つ一つに美しさや優雅さが感じられるということを示しているんだ。
だから、「婉然」っていう言葉は、何かがとてもしなやかで、美しく、心地良い感じがするときに使う言葉なんだね。
婉然(えんぜん)の使い方
ともこちゃんの友達はとてもきれいだね。
自慢の友達なのよ。
婉然という表現は、彼女にこそふさわしいね。
彼女よりきれいな人は見たことがないわ。
婉然(えんぜん)の例文
- 婉然とひとさし舞う。
- 婉然たる貴婦人が前方から歩いてきた。
- 婉然たる笑みを見せる。
- ともこちゃんが、婉然として立っていた。
- 婉然と微笑んだ。
「婉然」と「嫣然」の違いを解説
「婉然」とおなじ読み方の語に「嫣然」があります。
「嫣然」は、「にっこりほほえむさま。美人が笑うさまについていう。」
という意味です。
「婉然」は、しとやかで美しいさまをいいます。
対して「嫣然」は、美人が笑うさまをいいます。
「婉然」も「嫣然」も美しいさまをいいますが、「婉然」に笑うという意味はありません。
「婉然」という言葉は、人や物事がしとやかで美しく見える様子を表すんだよ。
一方、「嫣然」という言葉は、美しい人がにっこりと微笑む様子を描写するために使われるんだ。
なるほどな。それはつまり、「婉然」は、何かがおっとりとした美しさを持ってるさまを表してるんやな。
一方で、「嫣然」は、美人がニコッと笑う様子を表してるんやな。どっちも美しいさまを表す言葉やけど、使われるシチュエーションがちょい違うんやな。
つまり、穏やかで、優美な感じを指す表現なんだ。