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「不服」の意味と使い方や例文!「不満」「不本意」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不服

【読み方】
ふふく

【意味】
納得がいかず、不満に思うこと。また、そのさま。不満足。

【語源・由来】
「不」は「…ず。…でない。…しない。打ち消しの助字。」
「服」は「つき従う。」

【類義語】
不承不承、不満、不平、異存

【対義語】
承服、納得、了承、了解、得心

不服(ふふく)の使い方

健太
敗訴した側が、裁判の判決を不当判決として、不服に思っているようだったよ。
ともこ
裁判って長引くと大変よね。
健太
時間もお金もかかるよね。不服に思っているということは、最高裁まで争うつもりなんだろうね。
ともこ
100%白黒つけてくれるうそ発見器があれば、裁判の時間が短縮されるだろうな。

不服(ふふく)の例文

  1. この件に関して不服のある方は手をあげてください。
  2. 新しい部長のやり方に不服はありません。
  3. 今の仕事に不服はないので、転職するつもりはありません。
  4. 免職の決定を不服として訴えを起こしたが処分は覆らなかった。
  5. 彼は、その遺産の分配に不服があるようだった。

「不服」と「不満」「不本意」との違いは?

不服」に似ている語に「不満(ふまん)」「不本意(ふほんい)」があります。

「不服」と「不満」の違いは?

不満」は、「もの足りなく、満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。」という意味です。

不服」も「不満」も、納得できない、満たされないと思うことという意味で、ほぼ同じ意味です。

「不服」と「不本意」の違いは?

不本意」は、「自分の本当の望みとは違っていること。また、そのさま。」という意味です。

不本意ながら」という表現で、自分の本当の望みとは違うが、という気持ちを表わします。

対して「不服」は、納得がいかず、不満という気持ちを表します。