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「付近」の意味と使い方や例文!「附近」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
付近

「附近」とも書く。

【読み方】
ふきん

【意味】
近くの場所。そのあたり。近辺。

【語源・由来】
「付」は「ぴったりとくっつける。添えつける。つく。」
「近」は「ある場所にちかい。ちかづく。ちかい所。」

【類義語】
そば、傍ら、近く、近辺

【対義語】
遠方

付近(ふきん)の使い方

ともこ
健太くん。彼を見なかった?
健太
心斎橋付近で見かけたよ。
ともこ
心斎橋で彼を見つけるなんて、浜辺で落とした指輪を見つけるくらい難しいわ。
健太
お腹がすいたら、そのうち帰ってくるんじゃないかな。

付近(ふきん)の例文

  1. 西之島付近の海底火山が噴火してできた新島と西之島がつながり、西之島新島になった。
  2. その公園の付近を重点的に捜索してみよう。
  3. 近頃では、この付近もずいぶん物騒になったものだ。
  4. 津波警報が出され、付近の住民は海辺から避難しました。
  5. 爆発予告があったので、付近の警戒を強化しました。

「附近」との違いは?

付近」は「附近」とも書きます。

付近」の、「」の本義は「物を手渡す。授け与える。」ですが、古くから「附近」の「」と通用されてきました。

附近」の「」は、「つく。つける。したがう。つきしたがう。わたす。」という意味で使われます。
現代では、ほとんどの場面で「」が使われますが、官庁や法律用語で「」が使われることがあります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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