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「成熟」の意味と使い方や例文!「成熟した人間」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
成熟

【読み方】
せいじゅく

【意味】
①果物や穀物が十分に熟すること。
②人の心や身体などが十分に成長すること。
③その事をするのに最も適した時期に達すること。

【語源・由来】
「成」は「一人前になる、また、する。そだつ。」
「熟」は「果物や作物などがうれる。十分に成長する。」

【類義語】
円熟、完熟、成長、老熟、一人前、完熟、熟成

【対義語】
未熟

成熟(せいじゅく)の使い方

健太
日本の外食産業は成熟期に入り、価格から質へと方向転換していっているね。
ともこ
良い傾向だと思うわ。
健太
質が良ければ、多少高くてもお金を払うよね。
ともこ
易くてまずいよりも、断然良いわよね。

成熟(せいじゅく)の例文

  1. 成熟した持続可能な社会を目指す。
  2. ぼくは成熟児として生まれたが、弟は未熟児だった。
  3. インターネットは成熟したメディアと言えます。
  4. 心身ともに成熟した大人が減り、子供のままのような大人が増えました。
  5. 葡萄は、この地域の暑さと日照で早く成熟します。

「成熟した人間」とは?

成熟」を用いた表現の一つに「成熟した人間(せいじゅくしたにんげん)」があります。

成熟した人間」とは、心や体が十分に成長した人のことをいいます。

【例文】

  1. 卒業までに、精神的に成熟した人間になってもらいたい。
  2. 成熟した人間には、未熟な人間には見えない未来が見える。
  3. 成熟した人間は、何かが起きた時、それを人のせいにはしない。