【二字熟語】
不朽
【読み方】
ふきゅう
【意味】
朽ちないこと。いつまでも価値を失わずに残ること。
【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「朽」は「腐ってぼろぼろになる。衰えてだめになる。」
【類義語】
永遠、不滅、不変、永世
【対義語】
必滅
不朽(ふきゅう)の使い方
モーツァルトの曲は、いずれも不朽不滅の名作だね。
AIが作曲するような時代になっても、モーツァルトを超えることはできないでしょうね。
後世の我々からすると、音楽の神様みたいなものだよね。
いずれ神格化されるかもしれないわね。
不朽(ふきゅう)の例文
- 島崎藤村の破戒は、日本文学界における不朽の名作だ。
- その作品で、彼は不朽の名声を得た。
- 我上を語らんときは、不朽の業ある人の名をば呼ばぬぞ好き。(森鴎外、即興詩人)
- 従来不朽の筆は不朽の人を伝えるもので、人は文に依って伝えらる。(魯迅、阿Q正伝)
- それは、今なおファンが多い不朽の名作です。
「不朽の名作」とは?
「不朽」を用いた表現の一つに「不朽の名作(ふきゅうのめいさく)」があります。
「不朽の名作」とは、いつまでも価値を失わずに残るすぐれた作品、名高い作品をいいます。
【例文】
- これはきっと、長く読み継がれる不朽の名作だ。
- その作品は、映画史に残る不朽の名作です。
- この書斎でたくさんの不朽の名作が生まれた。