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「未知」の意味と使い方や例文!「未知の世界」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
未知

【読み方】
みち

【意味】
まだ知らないこと。また、まだ知られていないこと。

【語源・由来】
「未」は「まだ…しない。」
「知」は「しる。さとる。わかる。」

【類義語】
未踏、未知数、未見、不知

【対義語】
既知、既存

未知(みち)の使い方

健太
これは未知の花だな。
ともこ
図鑑に載っていないわね。
健太
じゃあ、僕が知らないだけじゃなくて、世界的に未知の花ってこと?
ともこ
新種の発見ね。

未知(みち)の例文

  1. ここから先は未知の世界だ。
  2. 僕にとって未知の分野だ。
  3. 未知のウィルスとの戦いが続いている。
  4. 未知の土地に足を踏み入れるとわくわくする。
  5. 未知のものへの好奇心や探求心が人間を進化させた。

「未知の世界」とは?

未知」を用いた表現の一つに「未知の世界」があります。

未知の世界」の「世界」は、
①地球上のすべての地域・国家。
②自分が認識している人間社会の全体。人の生活する環境。世間。世の中。
③職業・専門分野、また、世代などの、同類の集まり。
④ある特定の活動範囲・領域。
⑤歌舞伎・浄瑠璃で、戯曲の背景となる特定の時代・人物群の類型。義経記・太平記など、民衆に親しみのある歴史的事件が世界とされた。
⑥自分が自由にできる、ある特定の範囲。
⑦梵語lokadhātuの訳。「世」は過去・現在・未来の3世、「界」は東西南北上下をさす。仏語。
㋐須弥山 (しゅみせん) を中心とした4州の称。これを単位に三千大千世界を数える。
㋑一人の仏陀の治める国土。
㋒宇宙のこと。
⑧このあたり。あたり一帯。
⑨地方。他郷。
⑩遊里などの遊興の場。

という意味です。

未知の世界」とは、まだ知らない世界、まだ知られていない世界のことをいいます。

【例文】
未知の世界に一歩足を踏み出す勇気が必要だ。
・自分が知っていることの向こうに、未知の世界が広がっている。