【二字熟語】
不要
【読み方】
ふよう
【意味】
必要でないこと。また、そのさま。不用。
【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「要」は「いる。入り用である。もとめる。」
【類義語】
邪魔、不必要、無用、不用
【対義語】
必需、必須、不可欠、入用
不要(ふよう)の使い方
ともこちゃんはこれを知っているよね。
知っているわよ。説明不要だわ。
有名だもんね。説明が要らないなら手っ取り早くて良かったよ。
この日本で知らない人はいないと思うわ。
不要(ふよう)の例文
- 昔は、女に教育は不要だと言われていたものだ。
- 実際はその辺の心配は不要だった。
- この施設によれば全く燃料が不要であるから、農家の利益は甚大である。又或る男は釣針の研究に没頭してゐる。(坂口安吾、盗まれた手紙の話)
- 工具不要で簡単に組み立てることができます。
- 感染症蔓延のため、不要不急の外出をしないでください。
「不要」と「不用」の違いは?
「不要」と同じ読み方の語に「不用」があります。
「不用」は、
①使わないこと。必要がないこと。また、そのさま。不要。
②役に立たないこと。また、そのさま。無用。
③怠惰であること。また、そのさま。
④性質や行いが悪くて、世間で用いられないこと。また、そのさま。
という意味です。
「不用」も「不要」も、「必要がないこと。なくても支障をきたさないこと。」という意味です。
しかし「不要」は、いらないことをいいます。
対して「不用」は、用がないこと、使わないこと、役に立たないことをいう言葉です。