頑迷の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
頑迷
【読み方】
がんめい
【意味】
かたくなでものの道理がわからないこと。考え方に柔軟性がないこと。また、そのさま。
どんだけ説明されても、ひとつの考えにこだわりすぎて他の意見を受け入れられへん人のことや。ちょっと柔軟性が足りへん感じの人やな。
【語源・由来】
「頑」は「融通がきかない。かたくな。」
「迷」は「こまる。明らかでない。すじがとおらない。奇妙な。」
【類義語】
頑愚
頑迷(がんめい)の解説
「頑迷」という言葉は、人の考え方や態度がとても固くて、新しいことや違う考え方に対して変わりにくい様子を示す言葉なんだよ。
たとえば、新しい技術や方法が出てきたときに、古い方法を使い続けることに固執して、新しいものを受け入れようとしない人のことを「頑迷」と言うことができるんだ。この場合、「頑迷な人」と言えば、その人が新しいアイデアや変化を受け入れるのが難しいことを示しているんだよ。
「頑迷な老人」という表現は、考え方がとても固い、そして新しいことや違う意見になかなか耳を傾けないおじいさんやおばあさんを指して使うことが多いんだ。その老人が何かについて、自分の考え方を変えるのが難しい、ということを表しているんだよ。
また、「頑迷」の名詞形として「がんめいさ」という言葉があって、これは、物事の道理がわからない様子や考え方が固い様子を強調して言いたいときに使うんだよ。例えば、「彼はその問題に関してはがんめいさを見せる」と言った場合、彼がその問題に関しては自分の考えを変えるのが難しいことを意味しているんだ。
ちなみに、「頑迷」は別の書き方として「頑冥」とも書くことができるけど、どちらの書き方も同じ意味を持っているから、心配することなく使うことができるんだ。
だから、「頑迷」という言葉は、頭が固くて物事の本当の意味や新しい考え方を受け入れるのが難しい人のことや、そのような態度や性格を示す言葉なんだね。
頑迷(がんめい)の使い方
頑迷(がんめい)の例文
- ともこちゃんは頑迷な態度を崩さない。
- 健太くんは頑迷固陋な性格です。
- ともこちゃんは頑迷で隙が無い。
- 健太くんは頑迷なまでの決意をしている。
- 他者の言い分を聞かぬ頑迷な性分をしている。
頑迷の文学作品などの用例
頑迷固陋(がんめいころう)とは?
「頑迷」を使った四字熟語に「頑迷固陋(がんめいころう)」があります。
「頑迷固陋」とは頑固でものの見方が狭く、道理をわきまえないこと。また、自分の考えに固執して、正しい判断ができないこと。
という意味です。
「頑迷固陋な性質」、「年とともに頑迷固陋になる」というように使われます。
この言葉は、その人が自分の考えにしかこだわっていなくて、他の人の考えや道理に耳を傾けられないときに使われるよ。
これは、自分の考えにずっとこだわって、他の意見をちっとも受け入れへんタイプのことを言うんやな。わかったわ、めっちゃ固い頭してる感じやね!
【類義語】
- 頑執妄排(がんしゅうもうはい)
- 頑冥不霊(がんめいふれい)
- 頑陋至愚(がんろうしぐ)
- 刻舟求剣(こくしゅうきゅうけん)
- 冥頑不霊(めいがんふれい)
つまり、新しい考え方や変化に柔軟に対応できない様子を指しているんだ。