含有の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
含有
【読み方】
がんゆう
【意味】
含みもつこと。成分として含んでいること。
たとえば、ジュースの中にビタミンが含有されてる、ってのは、ジュースの中にビタミンが入ってるってことやね。
【語源・由来】
「含」は「内部にふくみ持つ。」
「有」は「持っている。」
【類義語】
包含、保有、所有、内包
【対義語】
除外
含有(がんゆう)の解説
「含有」という言葉は、何かが中に入っている、または、ある物や事柄の一部として存在していることを意味する言葉なんだよ。
考え方としては、ちょうどカバンにいろいろなものを入れるイメージ。カバンが「全体」で、中に入っている物(ペンやノートなど)が「含有されているもの」となるわけさ。
「含有」が使われる文脈の多くは、科学や栄養、化学の分野で見ることが多いね。特に食品や飲み物の中にどんな成分がどれくらい入っているのかを示す時によく使われるよ。例えば、「鉄分を多く含有する食品」という表現は、その食品の中に鉄というミネラルがたくさん入っているという意味になるんだ。
また、医薬品や化粧品のラベルでも「含有」をよく見かけるかもしれない。たとえば、あるクリームが「ビタミンEを含有」と書かれていたら、そのクリームの中にビタミンEが配合されている、つまりビタミンEが一部として存在していることを意味するわけだよ。
だから、「含有」という言葉は、あるものの中に別のものや成分が一部として混ざっている、または存在していることを示しているんだよ。
含有(がんゆう)の使い方
含有(がんゆう)の例文
- ヒマワリ油は、オレイン酸含有量が高くビタミンEも豊富だ。
- この温泉は、ラジウムの含有量が世界第二位だそうだ。
- 恐竜が生まれる前、現在よりも大気中の酸素含有量は少なかったとされる。
- 超軽水とは、通常の水より重水素の含有量を減らした水のことをいいます。
- 鉄の含有量が高い砂鉄を原料に用いた日本の鉄製品は丈夫で品質がいい。
含有の文学作品などの用例
「含有量」とは?
「含有」を用いた表現の一つに「含有量(がんゆうりょう)」があります。
「含有量」とは、ある物質がある物の中に成分として含まれている量をいいます。
たとえば、水に含まれる塩分の量や、食品に含まれる糖の量などを示す際に使う言葉なんだ。
それが、そのお菓子の中に入ってる糖の「含有量」やんな。いろんなものの中に、どれくらいの何かが入ってるかを示す時の単語やね。
【例文】
- ブルーベリーはビタミンAの含有量が多い食品です。
- この湖は、塩化ナトリウムの含有量が多いので人体が浮く。