言及の読み方・意味とは?(対義語)
【二字熟語】
言及
【読み方】
げんきゅう
【意味】
(この事柄に)言い及ぼすこと。
何かの話題が出たときに、それについてちゃんと口に出して話すってことやな。そうやって大事なポイントや話題をしっかりと話し合うことって大切やね。
【語源・由来】
言い及ぼすという意味から。
【対義語】
ノーコメント、発言しない、口を閉ざす、発言を慎む。
言及(げんきゅう)の解説
「言及」という言葉はね、何か特定のことや話題について話すことを意味しているんだよ。
たとえばね、「研究結果に言及した」という時は、誰かが研究で出た結果について話していることを表しているんだ。例えば、先生がクラスで「この実験はこんな結果になったよ」と説明するとき、先生はその実験の研究結果に「言及している」と言えるんだ。
また、「あえて古い事件に言及する」とは、わざわざ昔の出来事や事件のことを話題にすることを言うんだ。例えば、おじいちゃんが「昔、この町でこんな事件があったんだよ」と昔の話をするとき、おじいちゃんはその古い事件に「言及している」というわけだよ。
だから、「言及」という言葉は、話している中で特定の事柄や話題に触れること、つまり、そのことについて話すことを表しているんだね。
言及(げんきゅう)の使い方
言及(げんきゅう)の例文
- 女王が孫の処遇について言及することはなかった。
- 副業の可否については言及されていない。
- 遅刻したことに関する言及はなかった。
- あえて言及せざるを得ない。
- そのことについて言及することに意味はあるのかな。
言及の文学作品などの用例
「言及」と「言う」の違いを解説
「言及」に似ている言葉に「言う」があります。
両語の違いは、
「言及」は「話題にあげる」
「言う」は「発声すること」
です。
一方で、「言う」というのは、単に声に出して何かを話すこと。特定の話題に触れるかどうかは関係なく、ただ何かを口に出すこと全般を指すんだよ。
それに対して、「言う」ってのはもっと広くて、ただ単に「おはよう」とか「今日暑いなあ」みたいな、なんでもいいから口から出る音や言葉のことを言うんか。なんか、似てるようでえらいちゃうもんやな。
話すときに、ある事柄について話題にする、コメントするというのが「言及」なので、伝達を目的としないという意味を含む「言う」とは意味が異なります。
「言う」の方が意味は広範囲で、言葉や音声を発する表出作用を表します。
何かの話題に触れて、そのことについて言葉で表現することなんだ。