原料の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
原料
【読み方】
げんりょう
【意味】
ある物品を作るもとになる材料。
これがあって初めて、パンや家みたいなものができあがるわけやね。なるほどな~。「原料」っていうのは、ものごとを作る上でめちゃくちゃ大事な役割を果たしてるんやな。
【語源・由来】
「原」は「物事のもと。起こり。始め。」
「料」は「もとになるもの。使うためのもの。たね。」
【類義語】
材料、素材
【対義語】
製品
原料(げんりょう)の解説
「原料」という言葉はね、何かを作るときに最初に必要なもの、つまり作るものの「元になる材料」のことを言うんだよ。
たとえば、「石油を原料とする洗剤」というのは、洗剤を作る基本の材料として石油が使われているってことを言っているんだ。石油からはさまざまな化学製品が作られるけど、この場合は、その石油が洗剤を作るための原料として利用されていることを示しているんだよ。
また、「原料を輸入する」というのは、自分の国では手に入らないか、足りない原料を他の国から買って持ってくることを言っているんだ。これは、いろんなものを作るのに必要な材料が、どこの国にも全部あるわけじゃないから、他の国からそれを買ってくる必要があるっていう状況を示しているんだよ。
だから、「原料」という言葉は、製品製造の最初の段階で必要とされる、そのものを作り出すための基本的な材料を意味しているんだね。
原料(げんりょう)の使い方
原料(げんりょう)の例文
- 原料を海外からの輸入に頼る。
- これは石油を原料とした製品です。
- パルプは紙の原料として使われます。
- 原料を加工する。
- 原料原産地の表示が義務として定められている。
原料の文学作品などの用例
「原料」と「材料」「原材料」の違いを解説
「原料」に似ている語に「材料(ざいりょう)」「原材料(げんざいりょう)」があります。
「原料」と「材料」の違いは?
「材料」は、
①ものを作るとき、そのもとにするもの。
②研究や調査、または判断などを裏づける証拠とするもの。
③芸術的表現の対象になるもの。題材・素材品。
④相場を動かすような要因。
という意味です。
「原料」も「材料」も、「物を作るとき、もととして用いる物。」という意味です。
「原料」は、主に、工業製品に対して使われ、製品を見ただけでは、もとのものが何であったかわからないようなものに対して使います。
対して「材料」は、あまり加工を加えない作業で作るものに対して使われます。
また、「判断材料」のように、判断を裏付ける証拠という意味がありますが、「原料」にそのような意味はありません。
一方、「材料」は、同じく物を作るときの基本となるものだけど、加工後も元の形がある程度残るもののことを言うんだ。そして、研究や調査、判断などを裏付ける証拠に芸術、さらには相場を動かす情報など、もっと広い意味で使われる言葉なんだよ。
それに対して、「材料」は、なんか作るときに使うもんで、加工しても「あ、これ何々からできてるな」ってわかるやつやんな。たとえば、サラダに入れるキュウリとか。それ以外にも、研究に調査に、芸術作品を作る時の課題、考える時の手がかりみたいなもんもや、株価が変わるような大事な情報も含まれるんやな。なるほどなぁ、使う場面によってちょっと意味が変わるんやな。
「原料」と「原材料」の違いは?
「原材料」は、「製品のもとになる材料。原料と材料。」という意味です。
「原材料」は、原型をとどめていない「原料」と原型をとどめている「材料」がまざったもののことをいいます。
一方で、「原材料」は製品を作るための素材全般を意味し、これには加工され元の形を失う「原料」と、加工されても形を失わない「材料」両方が含まれるんだよ。
ほんで、「原材料」っていうのは、その「原料」も含めて、商品を作るのに必要な全部の材料のことを言うんやな。要するに、「原料」は「原材料」の中の一部ってわけか。なんや、深いなぁ、言葉ってのは。
つまり、製品を作り出すために最初に必要とされる素材のことなんだ。