【二字熟語】
拝聴
【読み方】
はいちょう
【意味】
聴くことの謙譲語。
【語源・由来】
「拝」は「自分の動作に添える謙譲語。」
【類義語】
傾聴、謹聴
「拝聴させていただく」は二重敬語?
「拝聴」は、主に「拝聴させていただく」という言い方で使われますが、「拝聴させていただく」は二重敬語で誤用です。
「拝聴させていただく」の「拝聴」は「聞く」の謙譲語です。「いただく」は「もらう」の謙譲語です。
このため「拝聴させていただく」は二重敬語になります。
ビジネスの場面で二重敬語を使うと、厳しい人の場合信頼を損ねることになりかねません。なので、「拝聴します」と言い換えると良いでしょう。
拝聴(はいちょう)の使い方
健太くん。この本おもしろいわよ。
物語じゃなくて作家の日記なの?
そうなの。この日記を読んでいると、作家先生の話を拝聴しているような気分になるのよ。
へえ。読んでみるよ。
拝聴(はいちょう)の例文
- 御高説を拝聴する。
- その問題についてご意見を拝聴したい。
- お話、ありがたく拝聴しました。
- この大学に来たお蔭で、偉大な先生方の話を拝聴することが出来た。
- 後学のため話だけでも拝聴して帰ろう。