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「破滅」の意味と使い方や例文!「壊滅」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
破滅

【読み方】
はめつ

【意味】
ほろびること。人格・家・国家などが成り立たなくなること。滅亡。

【語源・由来】
「破」は「物事をだめにする。だめになる。」
「滅 」か「ほろびる。ほろぼす。」

【類義語】
壊滅、破局、全滅、破綻、滅亡

【対義語】
隆盛、創造、不滅、興隆、存立

破滅(はめつ)の使い方

健太
あのことがばれたら身の破滅だ。
ともこ
そんなに大変な秘密がばれそうなの?
健太
毎晩、公園でUFOに呼びかけていることがばれたら、僕は学校の笑いものにされちゃうよ。
ともこ
そのことなら、学校中の生徒が知っているわよ。

破滅(はめつ)の例文

  1. あの国は破滅への道を突き進んでいると言ってもいい。
  2. 彼は自らの破滅を招いたんだ。
  3. ギャンブルが彼を破滅に追いやった。
  4. 際限のない欲望が、彼の破滅を招いたんだ。
  5. このまま手をこまねくだけでは、わが社は破滅する。

「破滅」と「壊滅」と違いは?

破滅」に似ている語に「壊滅(かいめつ)」があります。

壊滅」とは、「すっかりだめになってしまうこと。組織などが総崩れになること。」という意味です。

破滅」も「壊滅」も、滅びるという意味があります。

しかし「壊滅」は、すっかり破壊されること、跡形もなく滅んでしまうことをいいます。

対して「破滅」は、主に、今までの社会的地位や立場などから転落しだめになることをいいます。

また、「僕はもう破滅だ」のように、失敗してだめになることを大げさにいう場合もあります。