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「排除」の意味と使い方や例文!「廃除」「除外」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
排除

【読み方】
はいじょ

【意味】
おしのけてそこからなくすこと。

【語源・由来】
「排」は「押しのける。のけものにする。」
「除」は「取りのぞく。」

【類義語】
除去、撤去

排除(はいじょ)の使い方

ともこ
健太くん。困っているようね。
健太
大きな猫が、道路の真ん中で寝そべって、通行を妨害しているんだよ。
ともこ
どうやって排除すべきかしらね。
健太
くつろいでいる所を邪魔するのは悪い気がするし、車が来たら危ないし、しばらく様子を見ていたんだけど動く気配がないんだよね。

排除(はいじょ)の例文

  1. それは、物言う株主を排除しようとする意図が感じられる。
  2. 地震の多発は、増えすぎた人間を地球から排除する自然界の摂理が働いてのことだろうか。
  3. 無駄な動きを排除していき、効率化を図る。
  4. 作品の中の差別的な表現を排除する。
  5. T細胞を活性化させ、癌細胞を体内から排除する。

「排除」と「廃除」「除外」との違いは?

排除」に似ている語に「廃除(はいじょ)」「除外(じょがい)」があります。

「排除」と「廃除」の違いは?

廃除」は、
①やめて取り除くこと。
②法律で、被相続人の意思に基づき、家庭裁判所の審判によって、推定相続人の相続権を失わせること。

という意味です。

排除」も「廃除」も取り除くことをいいます。

しかし「排除」は、おしのけてそこからなくすという意味で幅広く使われます。

対して「廃除」は、主に法律用語として使われる点が違います。

「排除」と「除外」の違いは?

除外」は、「その範囲には入らないものとして取りのけること。除くこと。」という意味です。

排除」も「除外」も、取り除くことをいいます。

しかし「排除」は、不要なものを取り除く、邪魔なものをおしのけてなくすというニュアンスで使われます。

対して「除外」は、ある範囲に入らないものや基準に満たないものを取り除くというニュアンスで使われます。