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「無償」の意味と使い方や例文!「無料」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
無償

【読み方】
むしょう

【意味】
①報酬のないこと。
②代価を払わないで済むこと。

【語源・由来】
「無」は「存在しない。…がない。」
「償」は「損失に見合うものを返す。つぐなう。」

【類義語】
無料、ただ

【対義語】
有償

無償(むしょう)の使い方

健太
彼は、海外の学校にいけない子供たちのために学校を作ったんだって。
ともこ
すごいわね。
健太
しかも、教材や機材の協力のみならず、無償資金協力も行っているんだって。
ともこ
私には真似できないわ。でも、私にできる範囲内で募金をしたいわ。

無償(むしょう)の例文

  1. このソフトは公開されていて、誰でも無償で使うことができます。
  2. 小中の学校給食を無償化することにしました。
  3. 被災者に無償で宿泊施設を提供する。
  4. 子供たちのためになるならば、あの土地を無償で貸し出そう。
  5. 無償で血液を提供することを献血といいます。

「無償」と「無料」の違いは?

無償」に似ている語に「無料(むりょう)」があります。

無料」は、料金がいらないことという意味です。

無償」も「無料」も、料金がいらないことをいいます。

しかし「無償」は、「無償の奉仕」のように、報酬のないことという意味がある点が違います。