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刷毛の読み方!「はけ」と「さつもう」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「刷毛」があります。

問題

Q「刷毛」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

刷毛の読み方
  1. 「はけ」
  2. 「さつもう」
  3. 「はけ」と「さつもう」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「刷毛」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「刷毛」の読み方は、「はけ」?「さつもう」?

読み方

 

刷毛の正しい読み方は、「はけ」「さつもう」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「刷」の音読みには「サツ」、訓読みには「す(る)」「は(く)」があります。また、「毛」の音読みには「モウ」「ボウ」、訓読みには「け」があります。

刷毛の読み方は「はけ」「さつもう」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「はけ」と「さつもう」の両方です。

広辞苑には「はけ」があり、他に「さつもう」と読む熟語の項目があります。「さつもう」と読む場合には特定の言葉があり、一般的には「はけ」と読む言葉です。

新明解国語辞典(第四版)の「はけ」には「下二段の動詞『はだく』の名詞形の変化」とあります。

「はけ」と読む場合と「さつもう」と読む場合では、意味や使い方が少し違ってきます。

「刷毛」の意味は、「はけ」と「さつもう」で違う!

意味

「刷」には「する」「はく」「はけ」の意味があります。一方、「毛」には「け」「毛のような細くて小さいもの」などの意味があります。

刷毛(はけ)の意味は「毛を束ねて木製の柄に植えた道具」です。刷毛は一般的には「はけ」と読みます。

一方、刷毛(さつもう)と読む言葉に「刷毛機(さつもうき)」があります。刷毛機とは織物のちりを取り除き、けば立てたり、光沢をつけたりする機械です。

刷毛を用いた例文には「刷毛(はけ)でちりを払う」「刷毛(はけ)でペンキを塗る」があります。

まとめ

まとめ
  • 刷毛の読み方は、「はけ」「さつもう」のどちらも正しい。
  • 刷毛(はけ)は「毛を束ねて木製の柄に植えた道具」を意味する。
  • 「さつもう」と読む言葉に「刷毛機(さつもうき)」がある。
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