【二字熟語】
博愛
【読み方】
はくあい
【意味】
すべての人を平等に愛すること。
【語源・由来】
「博」は「広く行き渡る。広く諸事に通ずる。」
「愛」は「かわいがりいつくしむ。思いこがれる。いとおしいと思う気持ち。」
【類義語】
汎愛
【対義語】
偏愛
博愛(はくあい)の使い方
人類が危機に陥ると、博愛の少女が現れるんだよね。
ジャンヌ・ダルクとか?
風の谷のナウシカとか。
最近では、グレタ・トゥーンベリさんがいるわね。
博愛(はくあい)の例文
- キング牧師は、博愛の精神に基づいて、公民権運動を指導した。
- 健太くんの博愛的行動は、両親の全ての人に救いをという考えを受けついでのことである。
- ともこちゃんは、正義感と博愛の精神を持っている。
- 自分で自分を大事にできない人に、博愛精神は育たない。
- キリスト教は博愛精神を重んじている。
「博愛主義」とは?
「博愛」を用いた語に「博愛主義」があります。
「博愛主義」は、人種・国家・階級・宗教などの違いを越えて、人類は広く愛し合うべきであるとする主義のことをいいます。
【例文】
- 健太くんは博愛主義者なので、肌の色で人を判断しません。
- 博愛主義のともこちゃんは、多くの社会事業に貢献した。