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「盛大」の意味と使い方や例文!「盛大に間違える」は誤用?(類義語・対義語)

【二字熟語】
盛大

【読み方】
せいだい

【意味】
集会などが、きわめて盛んなこと。りっぱで大規模なこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「盛」は「力や勢いがさかん。さかえる。」
「大」は「形・数量・規模などがおおきい。」

【類義語】
盛、旺盛

【対義語】
貧弱、ささやか、こぢんまり

盛大(せいだい)の使い方

ともこ
空手の試合で優勝おめでとう。
健太
ありがとう。昨日は、盛大な祝勝会を開いてもらったんだ。
ともこ
よかったわね。
健太
次は連覇を目指すよ。

盛大(せいだい)の例文

  1. これはめでたい盛大に祝おう。
  2. 盛大な拍手でお出迎えください。
  3. 盛大に式典を執り行う。
  4. 盛大なパーティーが催された。
  5. 今年の花火大会は、2年ぶりの開催ということもあって盛大だった。

「盛大に間違える」は誤用?

盛大」を用いた語に「盛大に間違える」という表現があります。

盛大に間違える」は、誰の目にもわかるくらいに大きくしくじることをいいます。

多くの人が注目している場面や、絶対に間違えてはいけないような重要な場面で、大きくしくじることをいいます。

この「盛大に間違える」という表現は、「盛大」が、「りっぱで大規模」という意味であることから、「りっぱで大規模に間違える」というのは誤用ではないかといわれることがあります。

「間違える」は、悪い意味で使われ、りっぱといえるものではありません。「盛大」は良い意味で使われる語であるため、「盛大に間違える」は誤用といえます。

しかし、インターネット上では「盛大に間違える」はスラングの一つとして認められており、皮肉の表現として使われています。

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