【二字熟語】
波紋
【読み方】
はもん
【意味】
①水面にものを投げたときなどに、輪のように広がる波の模様。
②関連してつぎつぎに及んでいく変化や反応。影響。
③波形の紋。
【語源・由来】
波形の紋の意味から。
【類義語】
旋風、波乱、センセーション
「波紋」は良い意味?悪い意味?
「波紋」は、「波紋を投じる」のように「反響を呼ぶような問題を提起する」という意味があります。
これは、「一石を投じる」結果として生じる「波紋」を目的語にとった言い方です。
「波紋」を投じた結果、悪い習慣が無くなるのならば「いい意味」、平和など守るべきものが壊れるのならば「悪い意味」となり、結果次第で両方に使うことができる言葉です。
波紋(はもん)の使い方
組織委員会の会長の女性蔑視の発言が波紋を広げているわね。
そんなつもりじゃなかったって言っているけどね。
いじめているつもりはなかったって、いじめっ子がよく言う言い訳よね。
ろくでもない大人ばかりだね。
波紋(はもん)の例文
- 日本で起きた波紋は、SNSの効果で地球の反対側にまで及ぼうとしていた。
- トーマス・バッハ会長のチャイニーズピープル発言が波紋を広げている。
- 業界に波紋を広げた。
- 健太くんの失踪は、家族に波紋を広げた。
- 疑いの波紋が広がり始めた。