【二字熟語】
攀援
「攀縁」とも書く。
【読み方】
はんえん
古くは「ヘンエン」とも読んだ。
【意味】
①よじのぼること。たよって身を立てること。
②俗縁にひかれ、かかずらうこと。
③(転じて、心の平静を失う意から)いきどおること。
【語源・由来】
「攀」は「よじ登る。」
「援」は「ひく。ひきよせる。ひき上げる。」
【類義語】
よじ登る、攀縁
攀援(はんえん)の使い方
葡萄や蔦って他の者に絡みつく不思議な植物よね。
攀援植物っていうんだって。茎が他の物によじのぼるから、よじのぼり茎っていうんだよ。
よく知っているわね。
おばあちゃんが植物が好きなんだ、
攀援(はんえん)の例文
- 大物政治家と仲良くなり、攀援する。
- 攀援するより、自力で立身出世したい。
- 父の権力で攀援した。
- 顔が広い叔父が開催するパーティーに足しげく通い、攀援する。
- 攀援するために、プライドを捨てて頼れるものは頼る。