【二字熟語】
発奮
「発憤」とも書く。
【読み方】
はっぷん
【意味】
何かに刺激されて精神を奮い起こすこと。
【語源・由来】
「発」は「物事を始める。行動を起こす。事が起こる。」
「奮」は「ふるい立つ。気力をふるう。」
【類義語】
奮発、奮起、触発
【対義語】
落胆、消沈
発奮(はっぷん)の使い方
健太くん。空手の大会で優勝おめでとう。前回の雪辱を果たせたわね。
先生に、健太に優勝は無理だっていわれて発奮したんだ。
それは、健太くんに発奮させるための先生の作戦よ。
しまった、まんまと乗せられた。
発奮(はっぷん)の例文
- 負けて発奮する。
- ライバルの成功は、ともこちゃんにとっていい発奮材料になるだろう。
- 友人の成功を見て発奮する。
- 健太くんは、成功者の講演を聞いて大いに発奮した。
- 先生は生徒を発奮させて勉強を促した。
「発奮」と「発憤」の違いは?
「発奮」と「発憤」はどちらも「はっぷん」と読み、同じ意味です。
「発奮」の「奮」も「発憤」の「憤」もふるいたつことをいうので違いはありません。
新聞やニュースでは「発奮」と表記されます。