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「発奮」の意味と使い方や例文!「発憤」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
発奮

「発憤」とも書く。

【読み方】
はっぷん

【意味】
何かに刺激されて精神を奮い起こすこと。

【語源・由来】
「発」は「物事を始める。行動を起こす。事が起こる。」
「奮」は「ふるい立つ。気力をふるう。」

【類義語】
奮発、奮起、触発

【対義語】
落胆、消沈

発奮(はっぷん)の使い方

ともこ
健太くん。空手の大会で優勝おめでとう。前回の雪辱を果たせたわね。
健太
先生に、健太に優勝は無理だっていわれて発奮したんだ。
ともこ
それは、健太くんに発奮させるための先生の作戦よ。
健太
しまった、まんまと乗せられた。

発奮(はっぷん)の例文

  1. 負けて発奮する。
  2. ライバルの成功は、ともこちゃんにとっていい発奮材料になるだろう。
  3. 友人の成功を見て発奮する。
  4. 健太くんは、成功者の講演を聞いて大いに発奮した。
  5. 先生は生徒を発奮させて勉強を促した。

「発奮」と「発憤」の違いは?

発奮」と「発憤」はどちらも「はっぷん」と読み、同じ意味です。

発奮」の「」も「発憤」の「」もふるいたつことをいうので違いはありません。

新聞やニュースでは「発奮」と表記されます。