【二字熟語】
波乱
「波瀾」とも書く。
【読み方】
はらん
【意味】
①大小の波。波濤 (はとう) 。
②激しい変化や曲折のあること。また、そうした事態。騒ぎ・もめごとなど。
【語源・由来】
「波」は、小波の意。「乱」は、「瀾」の代用表記。新聞が考案して広がった。
【類義語】
大幅
【対義語】
順当、低調、平穏
波乱(はらん)の使い方
ロック歌手は、波乱万丈な人生の人が多いよね。
平凡な人生だったら、人の心を震わす曲は作れないわ。
人生をかけた曲作りをしているんだね。
だからロックはソウルが感じられるのよ。
波乱(はらん)の例文
- 彼女は波乱に富んだ一生を送った。
- 政局は波乱含みで先が読めない。
- 健太くんの一言が、クラス中に波乱を巻き起こしました。
- どうせスタジアムに足を運ぶなら、波乱曲折のある試合が見たい。
- 異常な暑さもあって、波乱の一戦となった。
「波乱の幕開け」とは?
「波乱」を用いた表現の一つに「波乱の幕開け(はらんのまくあけ)」があります。
「波乱の幕開け」の「幕開け」とは、
①芝居で、幕のあくこと。また、その場面。開幕。
②物事の始まり。
という意味です。
「波乱の幕開け」とは、激しい変化や曲折のある始まりのことをいいます。
【例文】
- 定時株主総会は、社外取締役が総会直後に辞任するという波乱の幕開けとなった。
- 研究パートナーである両者による初のタイトル戦は、波乱の幕開けになった。
- 初日から両大関が破れ、波乱の幕開けとなった。