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「平静」の意味と使い方や例文!「平静を装う」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
平静

【読み方】
へいせい

【意味】
①世間がおだやかで静かなこと。また、そのさま。
②態度・気持ちが落ち着いていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「平」は「特に変わった様子がなく、おだやかである。」
「静」は「心を乱さないで落ち着いている。」

【類義語】
冷静、沈着

【対義語】
動揺、乱心

平静(へいせい)の使い方

健太
父さんの会社が倒産の危機なんだって。
ともこ
それは大変ね。だから、最近、健太くんの様子がおかしかったのね。
健太
さすがに平静じゃいられないよね。
ともこ
危機を乗り越えることができると良いわよね。

平静(へいせい)の例文

  1. 健太くんは、懸命に怒りを抑えて平静に答えた。
  2. 事件が起きた当初は、蜂の巣をつついたような騒ぎだったが、街は間もなく平静を取り戻した。
  3. 健太くんが平静を取り戻すまでにはもうしばらく時間がかかりそうだ。
  4. 試合に負けた選手たちは、平静を装い、努めて明るく振る舞っていた。
  5. 彼の病状は、ここ数日平静を保っています。

「平静を装う」とは?

平静」を用いた表現の一つに「平静を装う(へいせいをよそおう)」があります。

平静を装う」とは、何事もなかったかのように、落ち着いたそぶりをするさまをいいます。

【例文】

  1. 健太くんは平静を装っていたが、内心、相当動揺していたのだと思う。
  2. 平静を装っているが、そろそろ限界が近いだろう。
  3. その名を聞くだけでいらついたが、平静を装った。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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