【二字熟語】
非難
「批難」とも書く。
【読み方】ひなん
【意味】
人の欠点や過失などを取り上げて責めること。
【語源・由来】
「非」は「悪く言う。そしる。」
「難」は「非を責める。なじる。」
【類義語】
指弾、論難、弾劾、糾弾
【対義語】
弁護、称賛、嘆賞、賞賛、擁護
非難(ひなん)の使い方
あのサッカーチームのサポーターが、感染症拡大防止のために禁止されているチャントやブーイングなどの声出し行為を行ったとして非難されているね。
他のチームが決まりを遵守しているのに、あのチームだけ許されるわけにはいかないわよね。
感染症にかかったら、軽症と言ってもインフルエンザよりつらいらしいしね。
応援したい気持ちは分かるけれども、サッカー界全体で足並みはそろえるべきよね。
非難(ひなん)の例文
- 首相は、その決定に関して激しい非難を受けました。
- ともこちゃんに厳しい非難を浴びせた。
- その国の核実験に対する非難決議が採択されました。
- 与党と野党の間で非難の応酬がありました。
- 不用意な発言のために、彼は非難の的となりました。
「非難」と「批難」の違いは?
「非難」は「批難」とも書きます。
「批難」の「批」は、「つきあわせて良否をきめる。」という意味があり、「批判」「批評」のように使われます。
「非難」も「批難」も、辞書では同じ意味になっています。
しかし、一般的に「非難」が使われることが多いです。