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「人柄」の意味と使い方や例文!「性格」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
人柄

【読み方】
ひとがら

【意味】
①その人に備わっている性質や品格。
②性質がよいこと。品格がすぐれていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「人」は「ひと。」
「柄」は「がら。性質。種類。状態。」

【類義語】
人物、人間、人、人となり

人柄(ひとがら)の使い方

健太
ともこちゃんは、その人を見ただけで人柄が分かるの?
ともこ
三分あれば分かるわよ。
健太
三分ですべてがつまびらかにされるの?
ともこ
言葉や仕草で、その人の家族構成までわかるわよ。

人柄(ひとがら)の例文

  1. 手紙の端々から、彼のお人柄が伝わってきます。
  2. 彼の話しぶりに人柄が現れています。
  3. 彼は人柄がいいから断りきれないと思います。
  4. 外見よりも人柄を重視したい。
  5. 社長は彼の人柄を高く評価しています。

「人柄」と「性格」の違いは?

人柄」に似ている語に「性格(せいかく)」があります。

性格」とは、
①行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。
②特定の事物にきわだってみられる傾向。

という意味です。

人柄」は、周囲の人間が客観的に感じ取る、その人の性質や品格をいいます。

対して「性格」は、ある人やものに元から備わっている固有の感情や意志の傾向をいいます。