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「頻発」の意味と使い方や例文!「多発」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
頻発

【読み方】
ひんぱつ

【意味】
事件・事故などがたびたび発生すること。

【語源・由来】
「頻」は「事態が引き続いて起こること。しきりに。」
「発」は「物事を始める。行動を起こす。事が起こる。」

【類義語】
多発、群発、激発

【対義語】
散発

頻発(ひんぱつ)の使い方

健太
この辺りは、水不足が頻発していたんだよね。
ともこ
そのためにため池がたくさんあるのよ。
健太
昔の人は、状況を改善するために工夫したんだね。
ともこ
工夫や知恵って大事よね。

頻発(ひんぱつ)の例文

  1. 職員のタクシーチケット不正使用が頻発した。
  2. 国内で、市民と軍の小競り合いが頻発していた。
  3. この近辺で誘拐事件が頻発している。
  4. 土砂崩れが頻発しているため、工事をすることになりました。
  5. 公務員の不祥事が頻発している。

「頻発」と「多発」の違いは?

頻発」に似ている語に「多発(たはつ)」があります。

多発」は、
①多く発生すること。
②多くの発動機を備えていること。

という意味です。

頻発」も「多発」も、幾度も起こることをいいます。

しかし「頻発」は、短期間に集中して同じことが何度も起こるというニュアンスで使われる点が「多発」と違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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