【二字熟語】
疲労
【読み方】
ひろう
【意味】
①筋肉・神経などが、使いすぎのためにその機能を低下し、本来の働きをなしえなくなる状態。つかれ。
②金属などの材料に、弾性限界より小さい外力であっても繰り返し作用すると、材料の強度が低下する現象。ついには破壊することが多い。弾性疲労。つかれ。
③貧しくなること。貧乏。
【語源・由来】
「疲」は「体力や気力がなくなってぐったりとする。つかれる。」
「労」は「つかれる。つかれ。」
【類義語】
疲れ
【対義語】
高揚、溌剌
疲労(ひろう)の使い方
最近、眼精疲労に悩まされているんだ。
スマホの使い過ぎよ。
スマホを使っているのか、スマホに使われているのか分からなくなってきたんだ。
重症ね。ブルーベリーは目に良いらしいわよ。
疲労(ひろう)の例文
- 心身ともに疲労する。
- 疲労はピークに達している。
- 睡眠不足で疲労がたまっている。
- 避難所生活が長くなり、被災者は疲労の色を隠せない。
- 事故の原因は金属疲労だった。
「疲労困憊」とは?
「疲労」を用いた語に「疲労困憊(ひろうこんぱい)」があります。
「疲労困憊」とは、「ひどくつかれて苦しむこと。つかれはてること。」という意味です。
「疲労」「困憊」ともに、疲れ果てることをいいます。
【例文】
・健太くんは、疲労困憊の様子だ。
・長時間の交渉で疲労困憊する。
【類義語】
・倦怠疲労(けんたいひろう)
・困窮疲弊(こんきゅうひへい)
・困窮疲労(こんきゅうひろう)
【対義語】
・元気溌剌(げんきはつらつ)