【二字熟語】
飛翔
【読み方】
ひしょう
【意味】
空高く飛びめぐること。
【語源・由来】
「飛」は「空中をかける。空をとぶ。」
「翔」は「羽を広げて飛ぶ。空高く飛ぶ。」
【類義語】
飛行、離陸、飛躍
【対義語】
墜落、飛来
飛翔(ひしょう)の使い方
タケコプターがあれば人間も飛翔することができるよね。
もうプロトタイプは開発されているそうよ。
飛翔できるの?
できるけど、そのためには首を鍛えないと、タケコプターに頸椎が引っ張られて死んでしまう危険性があるんですって。
飛翔(ひしょう)の例文
- もう一度、朱鷺が大空を飛翔する姿を見たい。
- 謎の飛翔体の目撃情報があった。
- 鳥のように飛翔したいという願いから飛行機が生まれました。
- 自由に飛翔する鳥を眺める。
- 敵機が飛翔して去っていった。
「飛翔」と「飛躍」の違いは?
「飛翔」に似ている語に「飛躍(ひやく)」があります。
「飛躍」は、
①飛び上がること。跳躍
②大きく発展して活躍すること。また、急速に進歩・向上すること。
③順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移ること。
という意味です。
「飛翔」は、空高く飛ぶことをいいます。
対して「飛躍」は、跳ね上がることをいうので意味が違います。
また「飛躍」は、大きく発展して活躍するという意味がありますが、「飛翔」にその意味はありません。
さらに「飛躍」には、「論理の飛躍」のように、順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移ることという意味がありますが、これも「飛翔」にはない意味です。