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「飛翔」の意味と使い方や例文!「飛躍」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
飛翔

【読み方】
ひしょう

【意味】
空高く飛びめぐること。

【語源・由来】
「飛」は「空中をかける。空をとぶ。」
「翔」は「羽を広げて飛ぶ。空高く飛ぶ。」

【類義語】
飛行、離陸、飛躍

【対義語】
墜落、飛来

飛翔(ひしょう)の使い方

健太
タケコプターがあれば人間も飛翔することができるよね。
ともこ
もうプロトタイプは開発されているそうよ。
健太
飛翔できるの?
ともこ
できるけど、そのためには首を鍛えないと、タケコプターに頸椎が引っ張られて死んでしまう危険性があるんですって。

飛翔(ひしょう)の例文

  1. もう一度、朱鷺が大空を飛翔する姿を見たい。
  2. 謎の飛翔体の目撃情報があった。
  3. 鳥のように飛翔したいという願いから飛行機が生まれました。
  4. 自由に飛翔する鳥を眺める。
  5. 敵機が飛翔して去っていった。

「飛翔」と「飛躍」の違いは?

飛翔」に似ている語に「飛躍(ひやく)」があります。

飛躍」は、
①飛び上がること。跳躍
②大きく発展して活躍すること。また、急速に進歩・向上すること。
③順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移ること。

という意味です。

飛翔」は、空高く飛ぶことをいいます。

対して「飛躍」は、跳ね上がることをいうので意味が違います。

また「飛躍」は、大きく発展して活躍するという意味がありますが、「飛翔」にその意味はありません。

さらに「飛躍」には、「論理の飛躍」のように、順序や段階をふまずに、急にとびはなれたところに移ることという意味がありますが、これも「飛翔」にはない意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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