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「一役」の意味と使い方や例文!「一役買う」とは?(類義語)

【二字熟語】
一役

【読み方】
ひとやく

【意味】
一つの役目・役割。

【語源・由来】
一つの役目・役割の意。

【類義語】
役目、役割

一役(ひとやく)の使い方

健太
あの陰謀には、彼も一役買っているらしいよ。
ともこ
そんな陰謀に加担するような人には見えないけどなあ。
健太
弱みでも握られているのかな。
ともこ
意外と、自ら進んで引き受けているのかもしれないわ。

一役(ひとやく)の例文

  1. サブスクリプションを上手に活用すれば、家計の節約にも一役買ってくれます。
  2. 町内の少年野球チームの結成に一役買うことにした。
  3. ともこちゃんの生徒会長就任には私が一役買った。
  4. 新会社設立に一役買う。
  5. あれいらい、おくさんもまた一役かって、四年生五人の裁縫を受け持っていたのだ。(壺井栄、二十四の瞳)

「一役買う」とは?

一役」を用いた表現の一つに「一役買う(ひとやくかう)」があります。

一役買う」とは、
①自ら進んで一つの役割を引き受ける。
②ある結果をもたらす助けになる。

という意味です。

買う」は、引き受けるという意味で、けんかを買うと同じ使い方です。

【類義語】
・一枚噛む(いちまいかむ)
・一枚加わる(いちまいくわわる)
・一肌脱ぐ(ひとはだぬぐ)

【例文】

  1. 事態収拾に一役買って出る。
  2. ウォーキングは、老化防止や腰痛対策に一役買う
  3. その映画祭は、地域の活性化に一役買っている。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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