【二字熟語】
本心
【読み方】
ほんしん
【意味】
①本当の心。真実の気持ち。
②本来あるべき正しい心。良心。
③たしかな心。正気。
④本来の性質。うまれつき。
【語源・由来】
本当の心の意。
【類義語】
魂胆、本音、本意
【対義語】
建前、上辺
本心(ほんしん)の使い方
健太くん。映画を見に行きましょうよ。
うーん。いいんじゃないかな。
健太くんが目をそらすときは本心を隠している時よね。
ばれたかあ。映画っていう気分じゃないんだよね。
本心(ほんしん)の例文
- これは本心からのメッセージです。
- ともこちゃんは本心を隠しているようだ。
- あの言葉は彼の本心じゃないと思う。
- 健太くんは本心では、彼の来訪を歓迎していなかった。
- 本心はどうであれ、彼女は仕事をやめたいと言っている。
「本心」と「本音」「本性」との違いは?
「本心」に似ている語に「本音(ほんね)」「本性(ほんしょう)」があります。
「本心」と「本音」の違いは?
「本音」は、
①本来の音色。本当の音色。
②本心からいう言葉。
という意味です。
「本心」も「本音」も、「本当の気持ち。本当の意向、意志、希望など。」という意味です。
しかし「本音」は、「本心」が言葉につい表われたものをいいます。
「本心」と「本性」の違いは?
「本性」は、
①本来もっている性質。生まれながらの性質。ほんせい。
②本心。また、正気。
という意味です。
「本心」は、本当の心や気持ちをいいます。
対して「本性」は、本来の性質をいいます。