【二字熟語】
本性
【読み方】
ほんしょう
【意味】
①本来もっている性質。生まれながらの性質。ほんせい。
②本心。また、正気。
【語源・由来】
「本」は「物事の根源。もと。」
「性」は「生まれつき。本来の性質。」
【類義語】
地、生地、下地、地金
【対義語】
理性
本性(ほんしょう)の使い方
男子生徒の多くはともこちゃんに憧れているよね。
そうなの?知らなかったわ。
でも、ともこちゃんの本性を知ったら百年の恋も冷めるよね。
失礼ね。本性を知ったら、さらに私の事が好きになるわよ。
本性(ほんしょう)の例文
- ピンチの時こそ、その人の本性が現れる。
- 昨夜は、酔って本性を失ってしまった。
- 生酔い本性を違わず、その人の本性はどんな時も変わらない。
- 彼は他人を信用していないので、決して本性を見せない。
- とうとう化けの皮がはがれて本性を現しやがったな。
「本性が現れる」とは?悪い意味?
「本性」を用いた表現の一つに「本性が現れる(ほんしょうがあらわれる)」があります。
「本性が現れる」の「現れる」とは、「隠れていたものが際立って見えてくる。知れわたる。」という意味です。
「本性が現れる」とは、隠れていた生まれ持った性質が見えてくるという意味です。
普段は隠れている性質をいうことから、悪い性質に対して使われます。