【二字熟語】
褒貶
【読み方】
ほうへん
【意味】
ほめることとけなすこと。事のよしあしを言うこと。
【語源・由来】
「褒」は「よい行いをほめたたえる。」
「貶」は「相手を悪く言う。けなす。」
【類義語】
是非、可否
褒貶(ほうへん)の使い方
健太くんの友達ってどんな人なの?
うーん。簡単に言うと、褒貶相半ばする人だよ。
好き嫌いがわかれるってこと?
そうだね。評価が真っ二つにわかれる人だね。僕は彼が好きだよ。
褒貶(ほうへん)の例文
- 多くの偉人といわれる人々だって、存命中は褒貶が定まらなかった。
- 赤穂義士に対する褒貶は、時を超えた今でも盛んである。
- 僕の新作は、批評家からさまざまな褒貶を受け話題になりました。
- 新しい首相は褒貶相半ばし、支持率はちょうど50%だった。
- 健太くんは、世間の毀誉褒貶に頓着しない。
「毀誉褒貶」とは?
「褒貶」を用いた四字熟語に「毀誉褒貶(きよほうへん)」があります。
「毀誉褒貶」とは、「ほめたりけなしたりすること。そしりとほまれ。また、ほめたりけなしたりする世評。世間の評判。」という意味です。
「毀」「貶」ともに、そしること、けなすことという意味です。
【例文】
- 毀誉褒貶に惑わされることなく、自分の信じた道をただひたすら進む。
- 社長は、毀誉褒貶を一身に集めている人です。
- 発表されたその曲の評判は、毀誉褒貶相半ばでした。