【二字熟語】
放縦
【読み方】
ほうじゅう
「じゅう」は慣用音。
「ほうしょう」とも読む。
【意味】
何の規律もなく勝手にしたいことをすること。また、そのさま。放恣 (ほうし) 。放埒 (ほうらつ) 。ほうしょう。
【語源・由来】
「放」は「思うままにする。ほうっておく。」
「縦」は「思う存分にする。ほしいまま。」
【類義語】
放埓、放恣
【対義語】
克己
放縦(ほうじゅう)の使い方
田舎は人の付き合いが密だから、放縦なことをする人が少ないんだって。
田舎って近所の目が面倒だけど、犯罪の抑止力になっているのね。
そうなんだよ。
田舎暮らし、いいかもね。
放縦(ほうじゅう)の例文
- 放縦な生涯を送る。
- 自由と放縦をはき違えている。
- 放縦な性格の健太くんは、誰かの下で働くことができないだろう。
- 厳格な家庭で育ったともこちゃんとは対照的に、健太くんは放縦だ。
- 放縦な健太くんに家計を任せるわけにはいかない。
「放縦不羈」とは?
「放縦」は「放縦不羈(ほうじゅうふき)」という四字熟語があります。
「放縦不羈」は何ものにも束縛されず、勝手気ままに振る舞うこと。
という意味です。
「不羈」は束縛されないこと。「羈」はつなぐ、束縛するという意味です。「ほうしょうふき」とも読みます。
【類義語】
- 放蕩不羈(ほうとうふき)
- 放蕩無頼(ほうとうぶらい)