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「放蕩」の意味と使い方や例文!「放蕩の限りを尽くす」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
放蕩

【読み方】
ほうとう

【意味】
思うままに振る舞うこと。特に、酒や女遊びにふけること。また、そのさま。

【語源・由来】
「放」は「思うままにする。ほうっておく。」
「蕩」は「酒色などにおぼれる。締まりがない。」

【類義語】
享楽、道楽、淫蕩

【対義語】
勤勉、禁欲

放蕩(ほうとう)の使い方

健太
ともこちゃんは宝くじが当たったらどうする?
ともこ
急に大金を手にしたら、大抵の人間は放蕩するものだからいらないわ。
健太
当たってもいらないなんてもったいないな。
ともこ
自分の力で手に入れたお金しか信用しないことにしているのよ。

放蕩(ほうとう)の例文

  1. 放蕩の限りを尽くして代々続いた家を潰してしまった。
  2. 健太くんは、働かずにふらふら遊び惚けてる放蕩息子だ。
  3. 健太くんのお兄さんは、20代の頃は放蕩の日々を過ごした。
  4. 健太くんは、放蕩のために数千万円は使ったとみられる。
  5. 放蕩生活に身をやつした彼は、実家から勘当されたそうだ。

「放蕩の限りを尽くす」とは?

放蕩」を用いた表現の一つに「放蕩の限りを尽くす」があります。

放蕩限りを尽くす」の「限りを尽くす」とは、「あるだけ全部を出し尽くす。また、極める。」という意味です。

放蕩の限りを尽くす」とは、快楽にふけり金銭・勢力を全て出し尽くすという意味です。

【例文】
・彼は、結婚前は放蕩の限りを尽くしていた。
放蕩の限りを尽くした日々のツケが回ってきた。