慰撫の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
慰撫
【読み方】
いぶ
【意味】
なだめること。なぐさめいたわること。
「慰撫」という言葉は、人が心配したり、苦しんだりしているときに、それをなぐさめたり、気持ちを楽にすることを意味するんだよ。
なるほどな。それはつまり、「人が悲しんでるときや、困ってるときに、心をなごませたり、気持ちを楽にしようとする」ってことやな。
心配事があるときや、つらいときに、そばで支えてくれる人の優しい気持ちを表す言葉やな。
【語源・由来】
「慰」は「相手の気持ちをいたわり落ち着かせる。」
「撫」は「なでてかわいがる。」
【類義語】
慰める、労る
【対義語】
威嚇
慰撫(いぶ)の解説
カンタン!解説
「慰撫」っていう言葉は、人をなぐさめたり、安心させたりすることを表しているんだよ。優しく心を癒す、または、何か辛いことや困難なことがあった時に、それを和らげてあげるような行動を示しているんだ。
たとえば、「人心を慰撫する」っていう表現は、人々が心配したり、怒ったり、悲しみを感じたりする心情を落ち着かせる、つまり、人々を安心させることを意味しているんだよ。
だから、「慰撫」っていう言葉は、人を元気づけたり、心を安らげたりするような行動を表す言葉なんだね。
慰撫(いぶ)の使い方
毎年このお祭りを楽しみにしているんだけど、何のお祭りなのかな?
ここで失意の死を迎えた魂を慰撫するためのお祭りなんですって。
そうだったんだ。
お祭りは、夜店で焼きトウモロコシを食べる日じゃないのよ。
慰撫(いぶ)の例文
- 反対派を慰撫する。
- 人心を慰撫する。
- 強気な発言をすることで、スタッフを慰撫すると同時に、自分を鼓舞しようとした。
- ともこちゃんのおかげで私の悲しみは慰撫されました。
- 国民をよく慰撫した王は支持された。
慰撫の文学作品などの用例
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・・・の疲労が、深い休安、慰撫を求めて居た時、ああ云う消極的の愛が、あ・・・ 宮本百合子「有島武郎の死によせて」