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「逸機」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

逸機の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
逸機

【読み方】
いっき

【意味】
機会を逃すこと。チャンスを失うこと。

二字熟語の博士
「逸機」という言葉は、大切な機会やチャンスを逃すことを表すんだよ。
助手ねこ
なるほどな。それはつまり、「チャンスを見逃す」ってことやな。

大切な機会が巡ってきても、それをつかみ損ねることや。ほんまはせっかくのチャンスやったのに、うまく利用できへんかったって意味やな。

【語源・由来】
「逸」は「横にそれて逃れる。抜けて見えなくなる。」
「機」は「物事の起こる兆し。きっかけ。」

【類義語】
取りこぼす、機を誤る

【対義語】
好機

逸機(いっき)の解説

カンタン!解説
解説

「逸機」っていう言葉は、大切な機会やチャンスを逃すことを指すんだよ。

たとえば、「前半に逸機したのが敗因だ」っていう文では、最初の部分で大事なチャンスを逃してしまったことが、結果的に失敗につながった、という意味になるんだ。

だから、何かを成功させるためのチャンスや好機が来た時に、それを逃してしまうことを「逸機」と言うんだよ。大事なのは、チャンスを見つけたらしっかりと掴むことだね。

逸機(いっき)の使い方

ともこ
健太くん。重要な場面で足を滑らせたわね。
健太
あの逸機が結果に響いてしまったよ。
ともこ
こちらの逸機は、ライバルチームの好機になったわね。
健太
次からはこんなことが無いようにするぞ。

逸機(いっき)の例文

例文
  1. 終盤の逸機が響いて、その試合で負けてしまった。
  2. 集中力を欠いたのか、逸機が目立つ試合だった。
  3. 試合前半の逸機が響いて、その後の試合の流れを変えることができなかった。
  4. 名人は、中盤での逸機を悔やんだ。
  5. 細かいミスが響いて逸機が続いてしまった。